SSJ Tech Lab - Oracle Database テクニカルラボ

Grid Infrastructure MGMTDB概要(CHM)

対応バージョン

Oracle Database 12.1

2017-01-12記事公開

Oracle Database 12cR1から、Oracle Real Application ClusterのGrid Infrastructureに、自動でMGMTDBというデータベースが追加されています。これはクラスタ状態モニター(Cluster Health Monitor/CHM)の機能の一部です。

CHMは、OS及びクラスタ・リソースの状況の悪化や障害について検出、及び分析を行う機能です。MGMTDBはOSのメトリック(監視項目)の値が格納されます。
利用用途としては、主に障害発生時等にOracle サポートへCHMのデータを送り、どこのリソース状況の問題が大きいかを判定することで、対応優先順位をつける場合に利用します。

Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71322-06
J Oracle Clusterwareのトラブルシューティング
クラスタ状態モニター
https://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/CWADD/troubleshoot.htm#CHDFCHFJ

有効化や無効化についてはサーバー制御ユーティリティによって操作が可能です。

停止及び無効化の例

有効化及び起動の例

Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-05
A サーバー制御ユーティリティのリファレンス
表A-5 オブジェクト・キーワードおよび短縮形
https://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/RACAD/srvctladmin.htm#sthref1122

コメント

特に支障がない場合はそのままにしておくとよいと思います。
小さくともデータベースであるため、それなりのリソースが利用されます。どうしてもリソースが気になる場合などは無効化しておくことが可能です。障害解析時にリソース状況の確認をするために、再現テストなどをサポートから依頼される可能性が、MGMTDBが有効状態に"比較して"高くなる程度と思われます。通常に運用における影響は特にないため、無効化状態でも大きな問題はありません。


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