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UNIFORM_LOG_TIMESTAMP_FORMAT – トレース・ファイル内のタイムスタンプ書式を統一する

対応バージョン

Oracle Database 12.2 -

2017-04-02記事公開

12cR2よりアラートログを含むトレース・ファイルのタイムスタンプ書式がデフォルトで変更されています。
UNIFORM_LOG_TIMESTAMP_FORMAT初期化パラメータにより旧バージョンと同様の書式に戻すことが出来ます。

パラメータ説明

初期化パラメータ: UNIFORM_LOG_TIMESTAMP_FORMAT

項目
パラメータ・タイプ 文字列
構文 UNIFORM_LOG_TIMESTAMP_FORMAT = { true | false }
デフォルト値 true
Oracle RAC 適用 複数インスタンスには同じ値を使用する必要がある。
オンライン変更 不可(再起動が必要です)
Oracle(R) Databaseリファレンス 12cリリース2 (12.2)
E72905-02
https://docs.oracle.com/cd/E82638_01/REFRN/UNIFORM_LOG_TIMESTAMP_FORMAT.htm
パラメータ値の説明
  • ・true トレース・ファイルのタイムスタンプが全て共通の書式となります。ミリ秒の精度で世界標準時に標準化されます。
  • ・false 一部のタイムスタンプはローカル時間を示すため、異なる精度及び表示のタイムスタンプが混在します。

変更手順

以下ではtrueからfalseへ変更することで、トレース・ファイルの日付書式を旧バージョンと同じ書式にしています。
SQL*Plusにログイン後、以下のコマンドを実行します。

コメント

アラートログのタイムスタンプ書式が変わっているため、ログ監視などのスクリプトで、日付部分の操作やawkコマンドによるカラム数の変化などにお気を付けください。


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