SSJ Tech Lab - Oracle Database テクニカルラボ

SQLプロンプトにユーザ名などを出力する

対応バージョン

Oracle Database 10.1 - 12.1

2016-03-20記事公開

SQL*Plusでプロンプト(頭にSQL>と毎回出るもの)を変更する方法について記載します。

ログインユーザ名と、接続情報を出力する

以下の文でログインユーザ名と、接続情報が出力されます。

ログイン時に自動で出力する

glogin.sqlを使用した出力

以下のファイルにset文を追記しておくことで、毎回接続時に自動で出力することが出来ます。

その他の情報を出力する

事前定義変数の使用

仕組みとしては、SQL*Plusの事前定義変数を出力しています。
以下の文を実行することで事前定義変数を確認できます。

ユーザ定義変数の使用

変数の定義のため、ユーザの変数定義でも出力が可能です。

ユーザ定義変数の使用(SELECTの結果を使用)

glogin.sql使用時の注意点

glogin.sqlを使用して自動でSQL文を発行する場合、SQL*Plusでのログインか、CONNECT文の発行の度に実行されます。
alter session などで PDB を変更した場合ではglogin.sqlが実行されません。以下例になります。

glogin.sqlを使用して自動でSQL文を発行する場合、DBが起動していない時にエラーが発生するので注意してください。
以下はDB停止中にSQL*PlusでSYSログインする時の例です。

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